千葉県 動物病院 鳥 グリーン動物病院

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鳥さんの飼い方(生活環境)について
ここでは、主にセキセイインコ、ラブバード、オカメインコ、ブンチョウを対象に、日常管理の中で誤解されている事が多いものをいくつかあげていきます。

餌について

主食
穀物は、必ず、皮つきを与えてください。剥き餌はそれに比べ栄養価が低いからです。ペレットも最近はどこでも売られるようになりました。(当院でもラデイブッシュとハリソンはお出しできます。)鳥のために作られた完全栄養食なので、お勧めします。最初は食べない鳥さんが多いので、その場合は、フードプロセッサーで粉にして少しずつ殻付きを混ぜて食べさせると、そのうち味に慣れてきます。

緑黄色野菜
毎日色々なものを与えてください。ビタミンAを始め、体に必要な栄養が豊富です。小松菜、青梗菜、パセリ、大根や人参の葉、ハコベなどです。ただし、アボカドや、ネギ類、観葉植物等は与えないでください。

炊いたご飯や、パン、茹でた麺類、ビスケット等のお菓子
これらの食品は、そ嚢(食道の一部で、餌を貯めるだけの器官)の壁に付着しやすく、長時間残ることで、細菌やカビが、体温で暖められて増殖する温床になり、粘膜に炎症を起こす(そ嚢炎)原因となります。欲しがっても絶対にあげないでください。

塩分や油分が多いもの
内蔵に負担をかけるので、体に良くないです。欲しがっても与えないようにしてください。

ヒマワリ、麻の実
ピーナッツ、クルミ、かぼちゃの種もそうですが、脂肪分が多いので、毎日は与えないでください。ラブバード、オカメインコはこれらが好きで良く食べますが、食べすぎると栄養が偏ってしまいます。何かのご褒美で1,2粒をたまに与えるくらいにしてください。

カルシウム
ボレー粉(カキ殻)、イカの甲は普段たくさんは食べませんが毎日いつでも食べられるようにケージに入れておいてください。ただし、入れっぱなしで、取り替えないのは、カビ等の温床になってしまうので、衛生面でよくありません。

長期間、サシエを続けること
羽がまだ生え揃っていない時期は、そ嚢という食道の一部が大きく広がるようになっていますが、羽が生え揃い、飛ぶ練習を始める頃になると、徐々にそ嚢が以前ほど広がらないような構造になってきます。これは飛ぶために体を軽くするためです。その時期になっても、今までと同じように濡れた重いエサを食べさせ続けると、そ嚢粘膜に負担がかかり、カンジタなどによる炎症を招く原因になってしまいます。

環境について

放し飼い
部屋の中で人がしっかり見てあげられる時間に(例えば10分だけと時間を決めて)遊ばせてあげることは良いことです。ただ、1日中放し飼いにしている方もいて、よく、「ドアに挟んだ」「鍋に飛び込んだ」「踏んづけてしまった」等の事故を起こし連れてこられます。メスは、部屋を「カゴ」、カゴを「巣」と勘違いして、知らないうちに発情を促してしまっていることもあります。人の食べ物を食べてしまったり、中毒になるもの(観葉植物や、壁紙や、塗料、タバコ、重金属が含まれるもの)を食べてしまったりして危険です。それに、ケガや病気で、いざカゴの中で看護をしなくてはならない時、落ち着かなく暴れたり、いつまでも外に出してもらうのを期待して鳴いたり、餌も食べなくなってしまう鳥さんもいます。飼い始めたときからのしつけは重要です。

子供をとりたいわけではないのに、巣を入れっぱなしにしていませんか?不衛生にもなるし、メスの場合、発情を促す事にもなってしまいます。

止まり木
特に小型鳥種で、足の大きさの割に細い止まり木を入れている方が多いです。止まっている時に横から見て、前に出している指の爪から後ろの指の爪までの表面積の2/3を巻いている状態が、ちょうどいい太さです。それ以上であれば、木が細すぎます。ホームセンターに行くと、色々な太さの丸い棒が購入できますので、鋸でちょうどいい長さに切って使ってください。必ず木を使ってください。少し太めの棒ももう1本入れても良いと思います。

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