千葉県 動物病院 鳥 グリーン動物病院

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人獣共通感染症
人獣共通感染症というと、「動物から病気がうつるかも知れないから飼うのは怖いわ」なんて思われている方もいらっしゃるかもしれません。でも、動物を飼うことで、得られることもたくさんありますよね。動物との接触を過剰に怖がるのは、どうかと思います。また、一言で人獣共通感染症といっても、原因もたくさんあり、感染方法もさまざまなのです。
当院では、以前に「家族の1人が肺炎で入院したが、レントゲンでは肺に影があるが、いくつもの検査を受けたが、調べても原因がわからない。鳥を飼っていることを医者に告げると、{じゃあ、鳥が原因だ。処分しなさい。}と言われた。どうしよう。」なんて相談もありました。
人獣共通感染症
見た目には健康な鳥でしたが、クリプトコッカスやアスペルギルス症、クラミジア症(オウム病)を遺伝子検査にかけた所、アスペルギルス症が陽性でした。そこで初めて家族の肺病の原因がわかり、人も鳥も治療を始めることが出来たのです。アスペルギルス症についてはあまり知られていないので別の項で詳しく書きますが、原因は真菌(カビ)の一種で、人は鳥から直接感染するわけでなく、環境から病原菌となるカビの胞子を吸い込む事で、本人の免疫力や色々な因子が関係して、人も鳥も感染するもので、狭義の人獣共通感染症には属しません。鳥だけが悪いのではなく、もしかすると、人が先に病気を持っていて、後に環境から鳥が感染したかもしれないのです。
このように、検査で何の病気が陽性か陰性かと判定される前に、全ての鳥が悪の根源のように誤解(アレルギーは別として)を受けているのは獣医師としてはとても悲しい事です。ところが、先日、皮膚科医師の講演を聞きに行きました。そこでの話ですが、その先生は、猫から真菌をうつされた可能性のある患者さんに、「次は猫ちゃんも一緒に連れてきてね。」と話し、猫を実際見て疑われるようなら「動物病院で治療してあげて。」とアドバイスをされるそうです。もちろん、一緒に治療しないと治らないからです。このお話を聞き、ちゃんと動物の事も理解してくださる先生もいらっしゃるんだと感激しました。
人獣共通感染症を一くくりに「怖い」「動物を飼わない」と片付けるのではなく、ちゃんと原因のこと(ウイルス、リケッチア、クラミジア、細菌、真菌、寄生虫、プリオン等さまざま)、どのように伝播するのか(アスペルギルス症のように環境から感染し、本人の免疫等も多く関与するのか、オウム病のように感染鳥の糞や鼻汁を吸入、摂取してか)、うちの鳥はその病気を持っているか(オウム病などは遺伝子検査が出来ます)、鳥が人にも感染するかもしれない病気になっていた場合治療可能か・・・等を正しく知ることが大事だと思います。そこで、ここでは、鳥さん達と仲良く楽しく暮らすために皆さんに知っていただきたく、人獣共通感染症について少しずつ数を増やしながら書いていこうと思います。
ただ、今わかっている病気以外にもすぐに調べることが今の技術では難しいものもありますし、人の口腔内細菌が鳥のそ嚢炎をおこす原因になるかもしれないといわれるラセン菌もあります。動物を飼う上で、基本的な事はしっかり守ってほしいと思います。例えば、

@口移しで餌を与えたり、キスをしたり、人の唾液を飲ませるような過度のつきあいは避け、節度をもって付き合う。

A動物に触れた後や食事前は手を洗う。

B鳥カゴの掃除や排泄物の処理はこまめに行い、環境の清潔を心掛け、掃除後手を洗う。

C食品を扱う場所(台所)や食事する場所には、鳥を入れない。

D鳥も人も、病気の早期発見、早期治療を心掛ける。

E未知の病原体を持っているかもしれない野生動物や、珍しい動物はペットとして飼わない。

というようなことです。皆さん、これらの事をもちろん守っていらっしゃいますよね?

オウム病
オウム病は、鳥を飼っている方には知っていてほしい人獣共通感染症です。
原因は、クラミジア科のChlamydophila psittaci (クラミドフィラ シッタシ) です。
同じクラミドフィラの中には、シッタシ以外に、トラコマチス(人の性感染症)、ニューモニエ(人の肺炎)があり、それらと全く違うものです。
オウム病という名前から、鳥類ではオウム目だけがかかる病気だと勘違いされがちですが、ブンチョウやジュウシマツなどのスズメ目や、ハトなど18目145種から報告されています。また、多くの哺乳類も感染します。
オウム病
伝播は、鳥から鳥への感染も、鳥から人への感染も、感染鳥の糞便中や鼻汁中に排泄されたC.psittaci を吸入または摂取することで感染します。吸入というのは、C.psittaciを含む排泄物が乾燥し、ホコリとして空気中に舞い上がり、それを吸い込むということです。
鳥の潜伏期間は、3日から数年です。
症状は、不顕性感染(症状をあらわさない事)から急性あるいは慢性症状までさまざまです。下痢、食欲不振などの消化器症状や、クシャミや呼吸困難などの呼吸器症状、あるいは嗜眠や膨羽などの他の病気でも見られる症状、死亡に至るものなどがあり、その全てが必ず出るわけではないので、症状だけで判断することは出来ません。
検査方法は、色々ありますが、当院では糞便や血液をPCRという方法で調べる方法をとっています。CBLに検査を依頼しています。この1回の検査で陽性ならこの病気だと確定できるのですが、陰性の場合は完全に否定できず、間隔を空けての複数回の検査で、正確な診断が出来ます。
治療は、抗生物質のドキシサイクリンやエンロフロキサシンの内服を45日間行います。
それと平行し、カゴや止まり木、餌入れ、水入れ、環境の消毒も行います。

発症した人の症状は、インフルエンザ様の症状が主です。突然の高熱、筋肉痛、関節痛、咳、肺炎などです。鳥も人も適切に治療されれば、ほとんどが完治できる病気です。

鳥の健康診断での検査をお勧めします。是非ご相談ください。

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